「木べら」効果がすぐになくなる理由と確実な対策
乾いたスポンジが空気を通し、濡れると孔がふさがれるのと同じように、木べらも乾いた状態では孔が有効に働きます。
しかし孔に水分や粘性成分が入り込んでふさがれると、その表面は、泡をはじけさせるほど多孔質ではなくなります。
また、木べら自体が熱せられると、表面温度を下げることもできなくなります。
木べらを鍋の上にずっと置いておくなら効果はありませんし、たとえ一時期効果を発揮しても、それがずっと続くわけでもありません。
「試してみたけれど効果を感じられなかった」という主張の背後には、こうした理由があるのです。

木べらトリックはあくまで時間稼ぎにすぎません。
では、より確実に吹きこぼれを防ぎたい場合は、どうすべきでしょうか。
こまめにかき混ぜることや大きめの鍋を使用すること、火力を調整して中火から弱火でじっくり加熱すること、そして目を離さずに調理を監視することをおすすめします。
当たり前のことですが、これらを習慣にすることで、キッチンでのストレスを大幅に減らせます。
もし、木べらを手に持っている状況で、吹きこぼれそうになった鍋が目に入るなら、すぐさまその木べらを鍋の上に置いてください。
応急処置としては役立つことでしょう。
茹で汁に油を混ぜるとか色々あるけどみんななんでそんなに強火で茹でたがるのか。泡を生じさせるのはグルテンを無駄に流出させて金を捨ててるようなもの。90度くらいで茹でた方が吹きこぼれも栄養流出も無くて良いのに。和食に少ない水溶性繊維も溶け出してるから麺の茹で汁は飲んだ方が良い。インスタント麺だと麺を覆ってる酸化油は捨てた方が良いとも言われるけどパスタならそこは関係無い。