人間バイク男の誕生!時速約32キロで走行
着るバイクが形になった後は実際の走行テストです。
もちろん、最初からうまくいったわけではありません。
はじめて試したときは「体幹(お腹や背中の筋肉)がすごく必要で、バランスを取るのがとても難しかった」といいます。
後ろの車輪を支えるバンドが細すぎて、足にすごく負担がかかったので、バンドを広げて足全体で支えるよう改良する必要もありました。
そうした試行錯誤の末、地面すれすれの、まるで「飛行機の離陸前」のような姿勢(プランク)で、時速約32キロ(20マイル)で疾走することに成功しました。
この姿には、ネットやYouTubeのコメント欄も大盛り上がり。
「これはもう新しいヒーローだ」といった驚きや、「毎回ボロボロになりそう」「ブレーキもライトもつけて!」といったユーモラスなツッコミまで、さまざまな声が寄せられました。
さらに「もっと安定させるには前と後ろをワイヤーでつなげばいいのでは?」「ひざで支えれば楽になるはず」など、詳しい人からの改良アドバイスも続出しました。
「人間に車輪をつけたらどうなるの?」
そんな素朴な疑問を本気で形にしたJake Carliniさん。
自分の体でバイクを作り上げたその挑戦は、世界中の人に驚きと笑顔、そして“やってみる勇気”を届けています。
次はどんな発明で私たちを楽しませてくれるのか、期待が膨らみます。