巨大な獲物に対抗するには、爪よりも顎が有利だった
では、なぜ頭と顎を武器にする方向へ進化したのでしょうか。
チームが注目したのは、獲物の大型化です。
中生代には、竜脚類と呼ばれる首と尾の長い植物食恐竜が、地球史上最大級の陸上動物へと進化していました。
なかには全長30メートル級に達するものもいます。
このような巨大な相手を、短い前肢や爪でつかんで制圧するのは現実的ではありません。
たとえるなら、素手で走る大型トラックを止めようとするようなものです。
一方で、肉食恐竜が強力な頭骨と顎を発達させれば、噛みつくことで獲物に大きなダメージを与えたり、しがみついたりすることが可能になります。
チームは、巨大な獲物がいた地域で、頭と顎を強化する適応がしばしば見られたと考えています。
これは、獲物と捕食者のあいだで進化的な軍拡競争が起きていた可能性を示しています。
植物食恐竜が大きくなるほど、捕食者側にもより強い攻撃手段が必要になります。
その結果、一部の獣脚類では、腕ではなく頭部と顎に攻撃能力を集中させる方向へ進化が進んだのかもしれません。
興味深いのは、この「小さな腕と強い頭」の組み合わせが、ティラノサウルス科だけに見られる特徴ではなかったことです。
研究では、ティラノサウルス科、アベリサウルス科、カルカロドントサウルス科、メガロサウルス科、ケラトサウルス科という5つの獣脚類グループで、前肢の縮小が確認されました。
また、前肢の縮み方もグループごとに異なっていました。
アベリサウルス科では、手や肘から先の部分が特に大きく短くなっていた一方、ティラノサウルス科では、前肢を構成する各部分が比較的そろった割合で縮小していました。
これは、最終的に「小さな腕」という似た姿にたどり着いたとしても、その進化の道筋は恐竜の系統ごとに違っていた可能性を示しています。
同じ問題に対して、別々の系統が似た解決策にたどり着く現象は、収斂(しゅうれん)進化と呼ばれます。
ティラノサウルスの小さな腕も、単独の珍妙な特徴ではなく、肉食恐竜たちが巨大な獲物に向き合う中で何度も現れた進化のパターンだったのかもしれません。
もちろん、この研究は前肢の縮小と頭骨の頑丈さの相関を示したものであり、因果関係を直接証明したわけではありません。
化石から分かるのは骨の形や大きさであり、実際にどのように狩りをしていたかを映像のように確認することはできません。
しかしチームは、強力な頭骨が先に発達し、その後で前肢が小さくなったと考える方が進化的に自然だとしています。
代わりの武器を持たないまま、捕食者が先に腕という攻撃手段を失うとは考えにくいからです。
ティラノサウルスの小さな手は、長いあいだ笑いのネタにされてきました。
しかし、その背景には、巨大な獲物を相手にするため、腕ではなく頭と顎に戦力を集中させた肉食恐竜たちの進化の歴史が隠れていた可能性があります。
あの頼りなさそうな腕は、弱さの象徴ではなく、最強の噛みつきにすべてを賭けた捕食者の姿を物語っているのかもしれません。

























![マモルーム お部屋まるごと予防空間 ダニ用 [2ヵ月用セット] ダニアレル物質の生成抑制・ダニを除去しやすくなる ダニよけ 加熱蒸散機 ダニ対策 (アース製薬)](https://m.media-amazon.com/images/I/413VgtLwPgL._SL500_.jpg)



![シルバーバック かわいい海の生きもの CUBE 2X2 キューブ ツーバイツー|海の生き物デザイン 立体パズル スピードキューブ 5cm 子ども〜大人向け 知育 ギフトに最適 ([バラエティ])](https://m.media-amazon.com/images/I/41EJOOLgGXL._SL500_.jpg)























似たようなことは随分前から言われていた気がする。
しかも今回のは見比べた、という程度。暇人の趣味レベルじゃないのか。
なんか、てきとう、おおきいうでがあるほうがかっこいいじゃないか。
進化の過程で頭蓋骨が巨大化すると上半身の質量が大きくなりすぎて、非常にバランスが悪くなる。ところが前腕や前足を矮小化(退化)させると、なんと上半身と下半身のバランスが良いではないか。と思うのは私の説です!w
「私」とかじゃなくて、オレも含め殆どの人がそう考えていると思う(正しいかどうかは知らん)
今回の記事は今更感がヒドイ
手(脚)がヒレや羽根になってるから事情が違うが、サメやトリや(肉食時代の古代の)ウミガメなども前脚などを猟に使わない
人間だって脚に比べれば手なんて貧弱そのもの
直立歩行と大きな前脚とはどう考えても重量バランス的に相性が悪い
進化して小さく成ったのが正解だよ。小さなほうが器用に動かせるから、ナイフとホークと同じだよ。
いくら器用に動かすことができても、テーブルの上の料理にまで手が届かないようになったのでは器用になる意味がありません。
手が大きくとスマホが操作しづらいから
手が小さいと親指も短くなり、片手では指が届かないところが多くなるので、むしろスマホが操作しづらくなりますよ。
ましてや2本指では操作どころかまともに持つことすらできません。
うん、まあ、それはいいんですよ
手を使わなかったから小さくなった、ってことでしょ、中学校の生物でやるようなことでしょ?
知りたいのはそこじゃなくて
腕は小さくなったけど、鋭くて使い道の有りそうな爪が残ったってことなのよ
そこんとこどうなの?
今回の記事から見ると
交尾のときに使った、ってのがしっくりきそうですが
顎が強力になった事は「手が必要無くなった」理由にはなっても、「手があると不都合になった」理由にはなっていません。
「手が必要無くなる」というだけでは「手があっても無くても構わない」という事になり、それは「手があっても構わない」という事でもあるので、「手が必要無くなる」というだけなら「手の大きさは変わらない」という事になるのでは?
「必要性が下がる」もしくは「必要ない」は、手が小さくなる方に進化の選択圧が加わることもある。
手を大きく育てるための栄養やエネルギーを他の部位に回せる→手が小さい個体の方が無駄なく栄養を使えているってことになるので、生存に有利。よって生き残る。
こんなことがあったのかも、しれない。
洞窟に住んでいる魚の目が退化(という名の進化)するのは、まさしく視覚が「必要ない」からだろう。何か器官を持つということは、それを作ったり維持するコストを払わなければならない、つまりは「不都合」に相当するのでは?
栄養状態が悪化した時、腕が小さい個体は身体の維持コストが相対的に少なくて済み、結果として生存に有利ってのはあるんでないかな
自分よりも大きな獲物を狩るのはライオンやヒョウなども同じだが、ライオンやヒョウの前肢は退化してはいないし、それどころか狩りの際の攻撃手段としても用いている。
他にも、ダチョウは速く走る事のできる脚を持つ事で、移動手段としては翼を不要なものとしているにもかかわらず、それなりに大きな翼を持っている。
つまり、(特定の用途に関して)「(前肢)より有用な手段を発達させる」事と「(前肢の)必要性が下がる」事はイコールではあっても、「(特定の用途に関して)必要性が下がる」事と(その部位が存在する事自体が)「必要ない」事や「不都合である」事は必ずしもイコールではないし、「必要ない」事と「無い方が良い」事もイコールではない。
だからティラノサウルス等の前肢が小さくなった理由について「顎を発達させたから」というだけでは説明としては片手落ちという事。
生物の進化は、全て、「そうなった方が、種の生存上、有利だから」だろう。
なぜ、手が小さいほうが 「ティラノサウルスの生存上、有利なのか・・・」ここを、ずばり説明しないと、納得できない。
結局は因果関係を解明出来ないなら「かもしれない」止まりだな
ニワトリに襲われるとよく分かるけど、腕で殴ったり掴みかかるよりも鋭く硬いくちばしで突きを連打したり、足の爪で蹴りを何発も叩き込んでくるので、こいつら腕はなくても困らないだろうなと痛感した。
翼が無かったら飛べなくなるから困るだろ。
外飼いしているヤツらは逃げたり、障害物を飛び越えたり、高所に登り降りする時、等々の短距離なら高頻度で飛ぶぞ。
逆に手を進化させた恐竜はいないんかね
テリジノサウルスは結局草食恐竜だったが⋯
メガラプトル類は、手の爪と腕を発達させていますね
あとスピノサウルス類も、四足歩行説が出るくらいには前足と爪が発達している傾向が(スピノサウルスの場合は、相対的に後足が貧弱なのかもですが)
人間に今だ髭が残ってるのと同じ感じか(笑)
腕があってもなくても変わらないならあったほうが良いって人が多いが、ダチョウやヒクイドリは翼が退化して足や嘴、そして体格が大幅に進化している。ここと関連付けて考えると腕が必要ないなら得た栄養を無駄にしないよう退化するのが自然な流れでは?
腕を小さくするメリットが思いつかないのは私たちが哺乳類だからかもしれない
恐竜は哺乳類のように手を使いこなせなかったから退化が早まったのかも
現世には存在しない二足歩行の肉食獣という事が推理を難しくしてますね。
前足は爪楊枝になるため小さくなりました
時には仲間の口周りに付いた肉片を「あらあなた口に肉片付いてるわよ」と言い取ってあげたりしてた模様
本文も多くのコメントもそうですが、進化を適応の文脈だけで説明しようとすると無理が生まれる。
その裏には確実に分子的な基盤がある。たとえば、ある有利な形質の遺伝子と、染色体上の距離が近くて中立または微不利なのに連鎖して固定されてしまう遺伝的形質がある。
ほかにも、有利な形質やそれに連鎖する形質を好む嗜好を決定付ける形質も固定されうる。
今回の前肢の矮小化について、こうした背景を考慮して、データのない素人が考察するなら、
四足歩行時代から二足歩行に変化する間に方向付けられた遺伝的選好傾向の結果というのが合理的だろう。
ワニのような生活をしていた陸上両生類や初期爬虫類から、膝関節を伸ばした爬虫類や獣脚類のような二足歩行に変化していくには、上半身と背骨側の軽量化は欠かせなかったはずだ。
このような変化は、しばしば発生に関連するコアな遺伝子群によって決定づけられる。
脊椎生物に一般する傾向として、同じ種のなかでは、体調と各部位の長さはほぼ比例する。ヒトでも、上腕の長さや、大腿骨の長さなど、全身の体調と非常に強く相関する形態があるように。これは分子基盤的にはかなり強い制約であるが、種が分化していくときには変化しうる。というよりは、このレベルの形態が変化するときには生殖隔離が起きる程の大きな断絶が生まれるのだというべきだろう。
なんにせよ、ワニのような体型から、二足歩行可能な獣脚類の体型にはじめて変化するときには大きな分子基盤の変化があったはずだ。
そのダイナミックな変化傾向が、後の二足歩行の爬虫類のなかで継続しやすい変化であったのではないだろうか。
いちど固定された体部位のバランスを規定する遺伝子は変化の方向を含めて固定されやすいし、
もっと単純(実際には複雑だが、叙情的に理解しやすい方向)には、生殖選択における選択、いわゆるモテと相関していた可能性もある。
本文は、「何に使っていた」という文脈だけでは説明できないという切り口だったが、「つかっていなければ退化する」という要不要論も古典的で、論拠に乏しい。すくなくとも、退化させないコストを示せなければ成り立たない。
論拠を示さずに主張するのは卑怯ではあるが、私は祖先からの進化的傾向の存続であるという意見を述べておきたい。
小さいながらも手(前脚)が残ったのは、現生鳥類の鴨とかで見られるように、巣作りに胸の羽毛を抜いて使っていたからだよ。
頭部が大きくなり過ぎて口で羽毛を抜けなくなるに連れて小さくなった前脚で抜くようになって、これゃー便利ニャンってことで前脚残したんだよね。
出典:恐竜は猫である。みんめいしょぼう
あの手(前脚)ではあまりにも短過ぎて胸の極一部にしか手が届かないし、指が2本しか無いので羽毛を掴む事も出来ないから、巣作りに胸の羽毛を抜くには不向きですね。
いくらなんでも、ちんこよりちいさくね?