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新技術を用いた「サステナブル卵」が発売。雄のひよこの「間引き」を排除 (3/3)

2019.01.03 Thursday

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ついに店頭に並んだ卵!「生き物への敬意を」

こうして完成した卵には”Respeggt”のシールを誇らしげに携えて、今年11月にベルリン市内の店頭に並びました。”respect”(尊敬)と”egg”(卵)を掛け合わせたブランド名には、「生き物への敬意を忘れないように」という開発者の想いが詰まっています。

Reweグループは来年、ドイツ国内の全店舗でこの卵の取り扱いを開始したいと考えています。また2020年には、自社の鶏舎にこの技術を導入する計画です。ゆくゆくはヨーロッパ全体でこのビジネスモデルを展開したいと検討しています。”Respeggt”のお墨付きが付いた卵は一般的な卵より少し割高ですが、食や農業への意識が高いドイツ国民の心をがっちり捉えることが期待されます。

感受性を持つ生き物としての家畜に心を寄り添わせ、誕生から死を迎えるまでの間、ストレスをできる限り少なく、行動要求が満たされた、健康的な生活ができる飼育方法を目指す「アニマルウェルフェア」の意識は、世界中で急速に高まりつつあります。その先駆けであるドイツの取り組みから学べることは、無限にありそうです。

「オーガニック野菜」が地球温暖化に悪影響を与えているかもしれない

【編集注 2020.01.18 14:15】
記事内容に一部誤りがあったため、修正して再送しております。
referenced: theguardian, dailymail/  written by まりえってぃ

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