車椅子で学者をなぎ倒す
実は歌手デビューもしていたホーキング博士。実に多才です。
2015年、コメディユニット「モンティ・パイソン」の曲をカバーした映像が、Youtubeで公開されました。声が不自由なホーキング博士ですが、人工音声を使い「銀河系」について見事に歌い上げています。
歌詞にも「宇宙感」が漂っています。
太陽や全ての星、そして君と僕も、1日に160万キロメートルもの距離を移動しているんだ
これはホーキング博士にしか書けない歌詞。
しかし、単なる「宇宙のうた」で終わらせるホーキング博士ではありません。公開当時話題になった問題のシーンがありました。
歌詞中にある「160万キロメートル(100万マイル)」などの表記、実は今となっては誤りのものもあるようです。それについて不正確だと批判していた物理学者のブライアン・コックス博士に、なんとPV中博士が背後からの車椅子アタックをかまします。
そしてそのままひき逃げした博士は、空に舞い上がり、宇宙についての講義を始めるのです。なんともぶっ飛んでいます。