
■マダガスカル島北部で、新種と思われる巨大ナナフシ2種が発見された
■成熟期を迎えたオスの身体は、地味な小枝の見た目から、鮮やかな青やさまざまな色に輝く鎧姿へ変化
■オスはパートナーを求めてたくさん歩き回るため、むしろ目立つことで敵の警戒心を煽るのかもしれない
アフリカ大陸の南東に位置するマダガスカル島は、巨大昆虫の楽園です。
このほど、ドイツの研究チームが新種と思われる巨大ナナフシ2種を発見しました。その体長は、最大でなんと24センチメートル。まるでナウシカの世界ですね。
発見したのは、ミュンヘン動物学収集博物館のフランク・グロー、ゲッティンゲン大学のスヴェン・ブラッドラー両氏が率いる研究チーム。論文は、雑誌「Frontiers in Ecology and Evolution」に掲載されています。
https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fevo.2019.00105/full
木の枝に擬態した姿が特徴的な草食性の昆虫ナナフシは、「たくさんの体節」を持つという意味で、「七節(ナナフシ)」と呼ばれています。英語では、その名もstick insect(小枝の虫)。今回見つかった2種は、地球上でもっとも小枝らしさに欠けるナナフシです。
成熟期の大変貌 地味な小枝からきらびやかな鎧姿へ
発見されたのは、マダガスカル島の最北端にある乾燥した森の中。体長24センチメートルのメスに比べるとオスは小ぶりですが、驚くのはそのルックスです。成熟期を迎えたオスの身体は、地味な小枝の見た目から、鮮やかな青やさまざまな色に輝く鎧姿へと変貌を遂げるのだそう。気合入ってます。

3,000種以上存在するナナフシのほとんどは、小枝のような地味な見た目をしています。環境に溶け込むことで、捕食者の目を欺いているのです。ですが、ごく少数の例外もいて、研究チームは過去にもこうした「派手好き」のナナフシを2種発見していました。
研究チームは、過去に特定した2種の巨大ナナフシの標本も再調査し、今回見つかった2種を比較しました。4種はどれも体長15〜24センチメートルほどですが、今回見つかったナナフシはトゲが少なく、色も少し異なりました。今回見つかった2種が、先に発見された2種とは異なる新種かどうかを特定するため、研究チームは遺伝子検査を実施する予定です。
ブラッドラー氏による再分類では、今回見つかった2種を、従来考えられてきたように海外から持ち込まれた外来種ではなく、マダガスカルにもともと生息する在来種の親戚として位置づけています。それが正しければ、「ナナフシがマダガスカル島に複数回住み着いた」とする支配的な見方に、一石を投じることになりそうです。
























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