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約35光年先に地球サイズの系外惑星が3つ発見される! 移住先なるか? (2/2)

2019.07.01 Monday

前ページ3つとも地球に近いサイズ

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暑すぎるため移住は不可能

これらの惑星はとても小さい。特に、光り輝く恒星の近くに位置しているときには暗すぎるため、直接観測するのは困難だ。そのためTESSは、惑星が恒星と望遠鏡の間を通過するときの影を捉えることで観測した。

3つの惑星は、太陽と比べて非常に小さな恒星の周りを軌道に持っているが、その距離はかなり近い。

そのため、最も短い軌道周期を持つL98-59bは、2日と6時間をかけて恒星の周りを1周するが、そこで受けるエネルギーは、地球が太陽から与えられるものの22倍とされている。

つまり今回発見されたL98-59bたちはものすごく暑いので、残念ながら居住には適していないみたいだ。

Credit: pixabay

しかし、研究者らはこの恒星系に興味津々とのこと。これら惑星は、TESSがふつうでは考えられない量のデータを集められるほどの輝きを放つ恒星の周りを軌道に持っているためだ。

さらなる調査によっては、この恒星系の中に人間の居住が可能な惑星が見つかるかもしれない。そうなれば、ここが私たちの「引っ越し候補地」として急浮上してくる可能性だってあるのだ。

期待していいんですかね…?

銀河から投げ飛ばされ「ホームレス」となった連星を発見

reference: livescience / written by なかしー

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