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「3つの太陽」を持つ惑星が見つかる (2/3)

2019.07.31 Wednesday

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3つの太陽を持つ惑星

3つの太陽を持つといっても、今回の発見惑星は連星系で一番大きいA太陽に非常に近い軌道を回っており、他のBC太陽からはほとんど影響は受けていないようです。

サイズは地球の1.35倍で、質量は8.4倍と大きく非常に密度の高い惑星です。

人間が住もうと思ったら、ドラゴンボールの重力トレーニング状態になってしまうかもしれません。

しかし、もっと生命にとって問題なのは、この惑星が太陽に非常に近い位置を回っているという点でしょう。これは赤色矮星の質量が小さいためだと考えられますが、この惑星の1年は5.36日間しかありません

また太陽に近いために表面温度は428K(155℃)近くに達していると考えられ、フレアなどの恒星活動の影響も強く受けている可能性が高いです。

赤色矮星を周回する惑星の想像図/Credit: NASA/ESA/G. Bacon (STScI)

そのため、生命の生存には残念ながらまったく向いていない惑星のようです。

次ページ赤色矮星の影響を知るための貴重な観測対象

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