ブラジル大統領が非難の的に
世界自然保護基金(WWF)によると、火災発生の原因は熱帯雨林の伐採が急増したことにあるようです。
アマゾンの熱帯雨林では現在、木材加工用や農場・鉱山開拓のために大量の木が伐採されたり、森が焼き払われたりする事例が多発。この件を受け、ブラジルのジャイール・ボルソナロ大統領に国民や専門家から批判が集中しています。
というのもボルソナロ政権は、熱帯雨林の不法伐採に関する規制を緩和したり、アマゾンの火災予防および環境保護のために予定されていた730万ドルの予算を削減していたのです。
アマゾンで起こった火の手によって、現在同国の政治情勢も大きく揺れています。