「アマゾンの死」は「地球の死」を意味する
「地球の裏側で起こったことだから」という理由で、私たち日本人が安心することはできません。
アマゾンの熱帯雨林はおよそ550万㎢に及ぶ面積を誇ります。アマゾンの豊富な森林は、加速する地球温暖化を抑制する重要な役目を担っているのです。
このまま森林破壊が続けば、アマゾンの緑は枯渇し、乾燥した土地となって雨も降らなくなってしまいます。アマゾンの降雨は熱帯雨林そのものから生じるものなので、森林が失われれば、酸素だけでなく水分もなくなってしまう危険性があるのです。
その影響が世界にまで拡散していくと、地球のたどり着く先は『マッドマックス』的な荒涼とした砂漠以外にありません。アマゾンが死ぬことは地球が死ぬことを意味し、アマゾンを守ることは地球の緑を守ることでもあるのです。
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