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微小重力の中で「宇宙セメント」の合成に成功 (3/3)

2019.09.22 Sunday

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「地産地消」の建築が可能に

月面や火星でのミッションは、多大な放射線に晒されるため、常に危険がつきまといます。それを防ぐ方法として、地球と同じようなコンクリート製のインフラを現地に整えることが最良の手段となるでしょう。

コンクリートは、核廃棄物の遮蔽材としても使われるように、優れた断熱性と放射線の防御壁として利用可能です。

Credit:youtube

また幸いにも、セメント合成の材料には、月面上のレゴリスが使えるそうで、わざわざ地球から材料を調達する必要もありません。しかも、レゴリスはギザギザの細かい粒子でできているため、セメント内部の気泡率を減らして、強度を高める可能性もあるのです。

近い将来、月面オリジナルの建築物が誕生することに期待しましょう。

宇宙セメント合成の詳細な動画はこちらを参照。

reference: astronomy / written by くらのすけ

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