自分の犠牲で種を保存
この実験結果についてNicolas J. Dowdy氏らは、吐き出される頻度が高い蛾ほど、コウモリにとって不快になる化学物質を展開する力が強いと考えました。
そして食べた結果、不味さを学習したコウモリは、むしろタイガーモスを狙わないようになるのでしょう。
自分は食べられてもイイ。自分の不味さを知って、同種の兄弟たちが狙われないようになれば満足という戦略は、一見利他的に見えますが、回り回って自分の利益にもなっていたようです。
2019.12.19 Thursday
この実験結果についてNicolas J. Dowdy氏らは、吐き出される頻度が高い蛾ほど、コウモリにとって不快になる化学物質を展開する力が強いと考えました。
そして食べた結果、不味さを学習したコウモリは、むしろタイガーモスを狙わないようになるのでしょう。
自分は食べられてもイイ。自分の不味さを知って、同種の兄弟たちが狙われないようになれば満足という戦略は、一見利他的に見えますが、回り回って自分の利益にもなっていたようです。
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