布マスクに対する正しい見方
どんなマスクを着用するにせよ、私たちは、まず、マスク自体が「限られた防護」であることを認識すべきでしょう。
そして、次の予防策が非常に重要です。
- 体調が悪く、発熱や咳のある人との密接な接触は避ける
- 咳やくしゃみをするときは、鼻と口を塞ぐ。可能な限りティッシュペーパーを使い、すぐに破棄する
- 石鹸と水で頻繁に手を洗い、ドアノブなども(できるだけ)頻繁に消毒する
仮に布マスクを使用するのであれば、英国ケンブリッジ大学研究者のアンナ・デイビス氏の次のアドバイスを実施してみましょう。
「常に同じ向きでマスクを着用してください。つまり、表裏は常に同じで、外側(汚染された側)を内側に向けて着用してはいけません。誤着用を避けるために、マスクの表裏で色を変えるのも効果的です」
「また、ウイルスの粒子を除去するために、マスクは頻繁に洗濯機で洗う必要があります」
「マスクを着脱する時は、紐の部分を触るようにし、マスクの素材部分には触れないようにします。触る場合には、マスクに触れる前と後で、石鹸と水で手を洗うことを忘れてはいけません」
医療関係者でないとしても、布マスクの効果を過信すべきではありません。適当に机の上に放置するなど不適切な使用をすれば、かえって感染を広げてしまう可能性もあります。
どうしても外出しないといけない場合は、上記のアドバイスを守ることで、リスクを低下させることができるでしょう。