はやぶさ2が持ち帰る「本物の星間有機物」に期待
2020年末、日本に探査機「はやぶさ2」が帰ってきます。はやぶさ2は「リュウグウ」という小惑星から水と有機物を持ち帰ることを目的に打ち上げられました。
はやぶさ2が持ち帰る有機物は模擬星間有機物ではなく、「本物の星間有機物」です。
今回の実験で得られた結果を活かせば、はやぶさ2の帰還によって地球の水の起源が解明されると期待されています。
この研究は北海道大学 低温科学研究所 中田敏是 氏らによって発表され、論文は科学雑誌「Scientific Reports」に5月8日付けで掲載されました。