あなたは音楽で鳥肌が立つ人? 立たない人?
最初に話したように音楽を聞いて鳥肌が立つ人は、全体の50%程度と推察されています。
まったく見に覚えがない、という人もいるでしょう。
これは、その人の性格も重要になるといいます。ノースカロライナ大学の研究者は、新しい経験に対してオープンな人ほど、音楽で背筋が震えるような感覚に陥りやすいと報告しています。
またこうした人ほど、楽器の演奏をする傾向もあるといいます。
音楽ジャンルは問わないとされていますが、いずれも記憶や期待感と関連づいている可能性は高いようです。
音楽で鳥肌が立つと言う人は、その曲を聞いたときのアニメやゲーム、映画で盛り上がったシーンを思い返していたり、ライブ会場での一体感を思い返して鳥肌が立っているのかもしれません。
鳥肌が立たない人はそうしたバックボーンを持たないために、何がそんなにいいのかよくわからない、となっているのかもしれません。
音楽で立つ鳥肌は、ある意味思い出補正なのでしょう。