両生類「セシリアン」はヘビ毒の元祖か収斂進化か?
今回の研究により、両生類もまたヘビのように毒をつかって狩りをする可能性が示されました。
両生類はハ虫類に先立って誕生したことが知られており、毒を使った狩りの元祖がハ虫類ではなく両生類が先に獲得した可能性も考えられます。
もしくは、ヘビのような外見をした生物にとって毒の獲得は有利であり、結果的に同じ特性を獲得した「収斂進化」の可能性もあるでしょう。
ただどちらにしても、毒の獲得はセシリアンにとって有利なのは間違いありません。
研究内容はブラジル、ブタンタン研究所のペドロ・ルイス・マイヨ・フォンタナ氏らによってまとめられ、7月3日に学術雑誌「iScience」に掲載されました。
https://www.cell.com/iscience/fulltext/S2589-0042(20)30419-3#%20
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