偕老同穴のガラスでできた骨格は荷重に対して優れた性能を発揮する
偕老同穴のガラスでできた骨格は荷重に対して優れた性能を発揮する / 偕老同穴のガラスでできた骨格は荷重に対して優れた性能を発揮する/Credit:Nature materials
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「ガラスの骨格を持つ海綿」偕老同穴(カイロウドウケツ)からより強固な建築物を作るアイディアが得られる (3/3)

2020.09.23 Wednesday

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生物が優れた構造を獲得する過程

橋としても偕老同穴の骨格は優秀な構造であることがわかる
橋としても偕老同穴の骨格は優秀な構造であることがわかる / 橋としても偕老同穴の骨格は優秀な構造であることがわかる/Credit:Nature materials

今回の偕老同穴をはじめとして、ハチの巣など生物が作る構造は、非常に優れた特性を持ちます。

しかし生き物たちが、このような優れた構造を獲得した背景には、厳しい自然淘汰の過程がありました。

カイロウドウケツの格子構造やハチの巣のハニカム構造なども、より優れた者が生き残るという生存競争の結果だったのです。

生物の命が作り出した構造や工夫が、人間の生活を支えているのかもしれませんね。

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