マーズ・エクスプレスによる火星南極の画像。
マーズ・エクスプレスによる火星南極の画像。 / Credit:ESA / G. Neukum (Freie Universitaet, Berlin) / Bill Dunford
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火星の南極地域から新たに3つの「氷底湖」を発見!火星に生命を発見する日が近づく? (3/3)

2020.10.02 Friday

前ページ氷の下で液体を保つ理由

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生命の発見に理想的な場所

火星は40億年前には地球同様暖かく、地上には多くの水がありました。

そうした環境では生命の存在する可能性も高かったと考えられます。

もし、そのような太古の生命の生き残りや痕跡を探そうとした場合、液体の状態を保つこの氷底湖は理想的な場所です。

塩分が高すぎるため、こうした環境がバクテリアなどの生存にどの程度有毒かは現在のところ不明。ただ、こうした環境で生きることができるバクテリアも世の中には存在しています。

火星で厚さ1.5kmを超える氷の下に到達することは至難の業でしょうが、いずれはそんな深さまで掘り進め、重大な発見ができるかもしれない、と研究者は語っています。

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