自分から「触る」よりもパートナーに「触られる」方が幸福度は高い
研究チームは次に、彼らの性質が日常の生活にどのように表れるか調査するために、10日間の日記研究を実施。
この研究では115人の個人がパートナーから受け取った身体的接触とパートナーに提供した身体的接触がそれぞれ記録され、人間関係における幸福度も同時に調査されました。
その結果、研究チームの予想できなかった事実が判明しました。
ボディタッチされることは、自らすることと比べて独自のメリットがあったのです。

研究結果によると、自分からボディタッチすることには、満足度や親密さを深めるメリットがありますが、これらはボディタッチを受けることでも同様に得られます。
しかし、ボディタッチを受けることでのみ、感情の確認・理解・ケアが促進されたのです。
そしてこのメリットを一番大きく受けたのは、不安型の人たちでした。
親密な愛情に依存してしまう傾向のある人たちは特に、身体的接触を受けることで大きな幸福感を得ていたのです。
もちろん全体的に見ても、毎日パートナーから頻繁にボディタッチされるなら幸福であり、ボディタッチされる頻度が減少するなら幸福感も薄れていくと言えます。
ちなみに、回避型の人はそもそも触られることへの欲求が低いので、パートナーからのボディタッチが少なくても幸福感は薄れません。
ですからどんな愛着スタイルの人でもパートナーに毎日の身体的接触を提供するなら、相手はより幸せになります。
そしていつも一方的ではなく、お互いに自分からボディタッチすることがパートナー間の大きな幸せにつながるでしょう。
もっと幸せになりたいなら、パートナーに「お互い、もっと頻繁に自分からボディタッチしていこう」と提案してみてはいかが?





























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