Best2.24日(日)水星が夕方の西の空で観測しやすい
水星は肉眼で十分に観測できる明るさにもかかわらず、見たことがないという人も多い惑星です。
日没直後か日の出前のわずかな時間しか見えず、高度が低いので、好条件を狙って観測する必要があります。
水星は1月24日(日)に夕方にもっとも高度が高くなる東方最大離角をむかえ、前後数日は高度10°以上の高さに見えます。
これは、2021年の中では良い条件です。
それに高度が低い位置にある星は、大気の揺らぎの影響で見えにくいのですが、冬は空気が澄んでいて見えにくさが軽減されそうなのもポイントです。
【2位にした理由】
Good!:水星は観測しにくいが、今回は条件が割と良いし、休日なので観測時間をとりやすい。
Bad!:高度15°はないため、もっと条件が良いときもある。また、双眼鏡を用意するほうがベター。