AppleがVRグローブの特許を取得
VRゴーグルの普及に伴って、仮想現実は身近なものとなりました。
そして今や仮想現実は視覚や聴覚から受け取るだけのものではありません。VRグローブによって触覚に介入することさえできるのです。
もちろんVRグローブ自体は特に目新しいものではありません。なぜなら2018年には既にいくつかの企業が開発を進めていたからです。そしてAppleもその1つです。
しかしAppleが開発した技術は2年の年月を経てようやく特許取得に至りました。
Appleは革新的かつ洗練された製品をいくつも生み出すことで知られていますが、そんな彼らでさえ、常に特許に基づいて製品をリリースするわけではありません。
そのため今回AppleがVRグローブの特許を取得したということは、彼らがVRの分野に注目していることに他なりません。
特に仮想現実の世界では、ユーザーの没入感が重視されます。
グローブを利用しても、動作に違和感があったり手の動きにラグが生じたりするなら、ユーザーはすぐに現実に引き戻されてしまいます。
そのためVRグローブにはより高い技術性が求められ、企業としてはその技術を確立させなければいけません。
この点を考えるとAppleが2年をかけて特許を取得したのも頷けます。
では、彼らが開発したVRグローブにはどのような性能があるのでしょうか?