遊牧民の携行食クルトの伝統的な手作りレシピ
アーミテージ氏が公開したクルトのレシピは、タジキスタン生まれの家庭料理人Max Malkiel氏のレシピを参考にしています。
材料
全乳または低脂肪乳:2リットル
ギリシャヨーグルト(プレーン):大さじ6
塩:適量
ドライハーブ、スパイス:お好みで適量
ステップ1:カティーク作り
① 鍋で牛乳を50℃に加熱してから火を止め、ヨーグルトを入れてかき混ぜます。
② ①をガラス瓶に入れ、厚手のタオルを3枚使って保温します。
③ ②を温かい場所に置いて8時間ほど発酵させます。とろみのあるヨーグルト「カティーク」が完成!
ステップ2:スズマ作り
①カティークに塩を入れ、味を調整します。
②布にカティークを注ぎ、上部を輪ゴムで固定。シンクなどに掛けて水気を切ります。
③8時間放置すると、水切りヨーグルト「スズマ」が完成! パンにつけたり、野菜につけたりして食べることができます。
④クルトにするためには、さらに数日間水切りする必要があります。スズマにスプーンを刺して立つようになったら頃合いです。
ステップ3:クルト作り
①スズマに塩やハーブ、唐辛子などのスパイスを加え、味を調整します。
②好みのサイズにちぎってボール型に丸めます。
③木のまな板の上にスズマボールを置き、清潔なふきんをかぶせます。日当たりの良い暖かい場所で数日間乾燥させると、携行食「クルト」の完成です。
完成したクルトは通気性の良い布袋に入れ、乾燥した場所で保管できます。また、紙袋に入れて冷蔵庫で保管することも可能です。
塩味が効いた伝統携行食クルト。興味がある方はぜひ手作りしてみてください。