最適なのは「バーニーズ・マウンテン・ドッグ」
現時点で読書犬として採用されている犬種は、全て「バーニーズ・マウンテン・ドッグ」です。
バーニーズ・マウンテン・ドッグは2000年近く前からアルプス地方で牧畜犬として活躍しており、大柄で温厚、人好きで落ち着きがあるという特徴があります。
Haapasaari氏は「彼らの穏やかな性格と抱きしめたくなるような見た目は子どもに最適です。
それから性格に反して体のサイズがとても大きいので、聞き手としての威厳と風格もしっかり備えています」と指摘します。
Hovirinta学校ではヒルマ以外にも同種の「ヴィリヨ」という読書犬も活躍しています。
フィンランドでは「読書犬」ブームが着々と拡がりつつあり、他に老人ホームや障害者施設にも出張しているとのこと。
また、同小学校の近くにある町では犬以外の動物も聞き手として登場し始めています。
その名も「読書ウシ」です。
やや暴走気味ではあるが、子どもたちは学校や図書館ではなく、農場での読書という変わった体験を楽しんでいるという。
どこまでエスカレートするか分かりませんが、「読書インコ」は茶々入れしてきそうなので却下でしょうか…
本記事は、2019年4月30日に掲載された記事を再編集したものです。