透明な蝶の鱗粉は毛のように細くて量が少ない

今回の研究では、共焦点顕微鏡と走査型電子顕微鏡を用いて、ツマジロスカシマダラがサナギから成虫になるまでの透明性の推移を記録しました。
その結果、透明な羽は鱗粉細胞の密度が低いと判明。

また透明な領域では「細い毛のような鱗粉」が発達し、不透明な領域では他の蝶に見られるような平らで丸い形状に発達していました。
つまりツマジロスカシマダラは、毛のように細い鱗粉を少量だけ形成することで、鱗粉による光反射を抑えていたのです。
今回の研究では、共焦点顕微鏡と走査型電子顕微鏡を用いて、ツマジロスカシマダラがサナギから成虫になるまでの透明性の推移を記録しました。
その結果、透明な羽は鱗粉細胞の密度が低いと判明。
また透明な領域では「細い毛のような鱗粉」が発達し、不透明な領域では他の蝶に見られるような平らで丸い形状に発達していました。
つまりツマジロスカシマダラは、毛のように細い鱗粉を少量だけ形成することで、鱗粉による光反射を抑えていたのです。
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