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ウナギの稚魚には魚に食べられても「エラからバックで抜け出す能力」があった (4/4)

2021.06.23 Wednesday

前ページウナギの奇妙なバックの習性と進化の可能性

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他の細長い魚も捕食者のエラから脱出しているかもしれない

二ホンウナギの高い生存性が日本のうな重を支えているかもしれない
二ホンウナギの高い生存性が日本のうな重を支えているかもしれない / Credit:Canva . ナゾロジー編集部

今回の研究により、ウナギの稚魚に大きな魚に食べられても、エラから脱出できる能力があることが示されました。

魚の世界で、捕食者のエラから被捕食者が脱出する例が報告された例は今回がはじめてです。

研究者たちは今後、ウナギの稚魚のように細長い他の魚でも、同じような脱出法が行われているかを確かめるべきだと考えています。

捕食者の体内でも活路を見出すウナギの稚魚には、私たち人間も学ぶべきことがあるかもしれませんね。

【編集注 2021.06.25 16:30】
記事内に今回の研究がプレプリントであることを強調した文章を加筆させていただきました。

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