エッシャーの滝
先程のレゴ「ペンローズの図形」を更に複雑にすると、なんと「永久機関」まで作成できたりするのです。
こちらの男性が模型に水をやると、みるみる上部に「水が上って」いき、滝が落ち続ける永久機関が出来上がります。しかし当たり前ですが、水が上に上るはずはありませんね。類似の例を解説したものをみると、実際はこのようになっていると思われます。
緑色を含む前の塔と、黄色の部分を含む後ろの塔はつながっていません。よってピンク色の部分も実は離れているのです。
そうすると、動画の滝も一つの模型にみえるのはこの角度だけであり、実はそれぞれ離れた位置にあると考えられます。
このように、不可能図形を実体化するのは不可能ですが、「実体化しているように見せる」ことは可能なのです。
そして実は弊サイト「ナゾロジー」のロゴも、先述の「ペンローズの三角形」という不可能図形だったりします。
ぜひ1番上までスクロールして、「見えないもの」「ありえないもの」を見ながら、「エッシャーの階段」の謎に思いを巡らせてみてください。
text by maxim
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ありがとな!参考なったわ!!