逆さまの虹「環天頂アーク」が撮影される
このほど、NASAがミシガン工科大学と運営するウェブサイト「Astronomy Picture of the Day (APOD)」に公開したのは、ヤシの木の上空にあらわれた「逆さまの虹」です。
この逆さまの虹の正式名称は「環天頂アーク(かんてんちょうアーク)」と言います。
通常の虹のように、七色の帯が空に出ていますが、弧の向きと色がU字型に反転しているのが特徴です。
またその形が、スマイルマークの口に似ていることから、多くの人から「微笑みの虹」とも呼ばれているのだとか。
確かに、この特殊な虹が見えたなら、その名前の通り微笑んでしまいそうですね。
では、この環天頂アークは、どのようにして発生するのでしょうか?
虹と環天頂アークの違いから解説します。