5月6日:みずがめ座η流星群の極大日
見どころレベル★
GWの最後は流星群の観測でしめるのはいかがでしょう。5月6日の未明(0時頃)から7日の明け方が観測チャンス。
しかし、極大時間の17時頃はまだ放射点が昇ってきていません。とはいえ、月明かりがないので、条件は悪くないといえます。
また、冬季のふたご座流星群やしぶんぎ座流星群を観測するときのような寒さもないので、ゆったり見られるのはいいですね。
流星の数は、ひらけたところで1時間あたり10から15個と予想されています。
ちなみに、流星はおもに彗星がまきちらしたダストに由来するので、もととなった彗星を母天体と呼びます。詳しいことはこちらに記載。
みずがめ座流星群の母天体はというと、あの有名なハレー彗星。秋に見られるオリオン座流星群と同じです。流星の兄弟、と言えるのかも。
また、東から南東に放射点あたりを見ていると、この日も金星、木星、火星、土星と並んでいるのが見えます。上手く流星と一緒に撮れたら、すごくいい写真になるのでは!
さて、気になるのがGW中の天気。全国的に短い周期で晴れと雨の日が混ざっているので、あげた天文現象のいくつかはチャンスがありそうです。
ぜひ、観測に挑戦してみてくださいね!