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「愛」の科学。人間が愛を感じるとき体では何が起こっているの? (4/4)

2018.06.30 Saturday

前ページ要素 No.2「魅力」

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要素 No.3「愛着」

「愛着」は、長期間の関係を維持するために不可欠なもの。前の2つのロマンティックな関係を形成するものではなく、どちらかといえば「友情」や「絆」といったものに近いといえます。ここで登場するホルモンは「オキシトシン」と「バソプレッシン」です。

「愛情ホルモン」として知られるオキシトシンは、セックスや授乳の際に視床下部から多く分泌されます。また、出産の際の痛みを和らげる効果もあり、これらが「愛情ホルモン」とよばれるゆえんです。

そして、男性の体で多くみられるバソプレシンも「父性愛」のホルモンとして知られていますが、バソプレシンはオキシトシンとは異なり、愛する妻や子どもを守るために「攻撃性・行動力を高める」といった作用を持っています。

このように、「愛」には多くのホルモンが関わっていることがわかっています。ポジティブな効果をもたらすホルモンが多いとはいえ「愛」を無条件で肯定することはできません。ときに愛は「嫉妬」や「不安」などのネガティブなエネルギーを発生させることもあるのです。

冒頭でも述べたように、愛には公式がありません。付き合い方によって天使にも悪魔にもなりうるパートナーであるといえるでしょう。しっかりとポジティブな定義付けができるように、ステキな「愛の対象」を見つけることが重要であるといえます。

もし動物と性行為をしたらどうなるの?

via: sitn / translated & text by なかしー

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