収穫量の4分の3が鳥のガイドによるものと判明
蜂蜜ハンターとノドグロミツオシエの協力関係は十分に知られていますが、経済的にどれほど役立っているのかは数値化されていませんでした。
そこでケープタウン大学の研究チームは、モザンビーク北部・ニアサ地域にある13の村で141人の蜂蜜ハンターを対象に調査を行いました。
聞き取り調査のほか、地域の野生生物を記録・保護するコミュニティの監視員が残してきた記録を分析しています。
この記録には過去20年間に収穫された蜂蜜の量が記載されているという。
![画像](https://nazology.kusuguru.co.jp/wp-content/uploads/2025/02/1-s2.0-S2212041624001037-gr1_lrg-848x600.jpg)
調査の結果、ニアサ地域には約500人の蜂蜜ハンターがおり、彼らは全体で毎年約1万4000リットルの蜂蜜をノドグロミツオシエの助けを借りて採集していることが判明。
そして収穫された蜂蜜全体の実に75.6%がノドグロミツオシエとの協力で得られていたのです。
収穫された蜂蜜は地元民によって食されるだけでなく、販売もされており貴重な収入源となります。
そのため、飢餓や貧困、失業率が高いニアサ地域において、ノドグロミツオシエは地元民が生きていく上で欠かせない大切な存在となっていることが明らかになりました。
広範な養蜂が行われている他国の地域とは異なり、ニアサでは人間とハニーガイドの関係が今も強く維持されています。
アフリカの蜂蜜ハンターたちは野生の鳥と協力するという、美しい自然の調和の中で暮らしているのです。
こちらは蜂蜜ハンターとノドグロミツオシエの協力関係をまとめたもの。(音量に注意してご視聴ください)
かっこよ〜…
オオカミが犬化した経緯と似てる
そのうちお礼を置いていかなくなるだろうけどね
ペット化したら効率が良いか
南アフリカ共和国、ケープタウンでアフリカナイズドミツバチの蜂蜜をいただきました
最高に美味しかったです
いままで食べてきた蜂蜜の中でも記憶に残る味でした
人間と野生動物も共生関係は一応成り立つのかな。
これが学習した個体のみなのか、遺伝的に継承されるのかわかんないけど。