音楽は使い方次第で「敵」にも「味方」にもなる

この結果を受けて、研究チームは「職場のBGMを選ぶ際には、顧客の好みだけでなく、従業員のニーズにも配慮する必要がある」と提言しています。
特に、在宅ワークなら個々人に合うBGMをかけることができますが、職場で働く従業員は自分の一存でBGMを勝手に変えたり、止めたりすることはできません。
そこで研究チームは具体策の一例として、休憩中に音楽から逃れられる静かなスペースを設けたり、音楽を遮断できるノイズキャンセリングイヤホンの導入を検討するといいのではないか、と述べています。
さらに業務に支障がない範囲で、それぞれの従業員が自分の好きなBGMを聴けるようにすることで、満足度や生産性の向上も期待できるとしています。
「音楽」は上手に使えばやる気を高める強力なツールですが、使い方を間違えれば、疲労やストレスの原因にもなりかねないのです。
チェーン店のピザ屋でBGMがかかりっぱなしで集中しにくかった思い出。
手前よがりな音楽は苦音ですってやつですね。
ジムとか歯医者とかでもストレス感じる