新しい習慣を身につけるための8つのヒント
では、私たちはどうすれば新しい行動を定着させることができるのでしょうか?
ベン・シン氏とアシュリー・E・スミス氏は、習慣形成を成功させる8つのヒントを紹介しています。

1つ目は、「時間をかける」ことです。
平均60日を目安に、完璧を求めず一貫性を重視しましょう。
1日抜けても習慣がリセットされるわけではありません。
2つ目は、「簡単に始める」ことです。
いきなり大きな行動を続けようとしないでください。
まず小さな行動から始め、毎日確実に続けられることを選びましょう。
3つ目は、「既存の習慣と結びつける」ことです。
たとえば、歯磨きの前にデンタルフロスをするなど、すでにある習慣に新しい行動を付け加えましょう。
4つ目は、「進捗を記録する」ことです。
カレンダーやアプリを使って、成功した日をチェックしていきましょう。

5つ目は、「報酬を取り入れる」ことです。
たとえば、朝の散歩の後に特別なコーヒーを飲む、1週間運動を続けたらお気に入りの番組を観るなどです。
小さなご褒美でやる気を維持させることができます。
6つ目は、「朝に実行する」ことです。
習慣は朝に取り組む方が成功率が高い傾向にあります。
一般的に朝はモチベーションが高く、気が散ることも邪魔も少ないと考えられています。
7つ目は、「自分で選ぶ」ことです。
自ら選んだ行動は、他人から課されたものより継続しやすいことがわかっています。
8つ目は、「安定した状況で繰り返す」 ことです。
たとえば「毎日昼食後に散歩する」といった、同じ行動を同じタイミングで繰り返すことが、習慣化には非常に有効です。
このように習慣形成には根気と工夫が必要ですが、続ければそれはやがてあなたの“第二の本能”になります。
大型連休というチャンスを活かして、新しい自分にアップデートしてみてはいかがでしょうか?
8つのヒントが、きっと「自分を変える」ための役に立つはずです。