力が加わっていくと「急に短くなる」構造の応用例

研究チームはこのカウンタースナッピング構造に、水を入れたバケツを吊るして実験しました。
水が少しずつ注がれると、バケツの重さがじわじわと増していきます。
はじめは構造も穏やかに引き伸ばされ、何の変化も起こらないように見えます。
しかし、ある瞬間を境に突然、構造が「パチン!」と縮んで、吊り下げていたバケツが跳ね上がるように持ち上がるという挙動が観察されました。
外から加えた力(バケツの重さ)は少しずつ大きくなっているのに、構造の長さが突然短く変化するというのが、カウンタースナッピングの特徴です。
研究チームはさらに、この新しい構造を用いて様々な挙動を実現させています。

では、このような「引っ張ると縮む」構造は、どんな分野に活用できるでしょうか。
たとえば、必要に応じて硬さを切り換える材料の開発に役立つかもしれません。
こうした材料は、義肢や身体能力を強化するウェアラブルスーツに役立つはずです。
また、過度の振動を自ら抑制するシステムを開発できるかもしれません。
飛行機、風力発電機、耐震ビルなどに応用でき、より多くの人の命を救うことに繋がる可能性を秘めています。
いずれにしても、電力やモーターを使わず、構造だけで動作する仕組みが魅力的だと言えます。
今回の開発は、物理と設計の可能性を広げる、新しいメカニカルメタマテリアルの時代の幕開けを意味するのかもしれません。
おもしろい。
けど、どうやって戻すんだろうか?
ばらして伸ばして組み直す
ですかね
いや何回でも行けるのか
最後は初期状態にもどってます
これ以上行ってはいけないよ
と
ここまで戻ればまた動いていいよ
を繰り返す仕組みですね
押したら伸びんのかな
いや待て、何かそんなのなかったっけ?
あ…掃除機のコードリール
あれはコードを伸ばしきったところで手を離すと巻き取られますね。今回のは手を離さなくとも逆方向の動きが発生するのが新しいのでは。
動作は一度きり?
バネを引っ張ってる状態と何が違うん?
虫も引っ張ると縮むぞ
虫の縮む動作に実用性があるかはともかく、生物の構造や習性にヒントを得て、または生物そのものを使って新技術を開発することはあるので、とても良い視点だと思いました。
多段ロケットの切り放し機構に。 切り離した部品が再衝突しない。 どうでしょう ^^;
あれは下段がまだ燃焼中に切り離してるのが原因だから…
キスしようとして顔を近付けると突き飛ばされる
橋の構造で利用する想定なら、何度も使えるんだろう。
これが反重力か!(錯乱)
インターネットの世界では「消すと増える」という現象が起こる事があるので、ぜひ研究して欲しい
常に縮み続けるなら面白いと思いますが、元の状態に戻るだけなら大したことは無い。
物理反重力装置かと期待したが⋯
宇宙エレベーターに応用できないかな
こういう機構は面白いな
トイレタンクみたいに、水が溜まったら弁を閉めたいような構造物が省スペースで実現できそうですね
ボールペンを分解したことある人ならそこまで驚かないと思うけどなぁ
ボールペンの機構とはまた違うのでは
押したら縮むノック式ボールペンが昔からあるじゃん。
冒頭に書いてあるのに…
「引っ張れば引っ張るほど縮んで、手を離すと戻る」みたいなのを期待したけど、これじゃない感というか、釣られた感が強い。
わかる!俺も同じものを想定した
構造だけで実現したってのが凄いんだろうけど、結果だけならそれこそボールペンとかと一緒じゃんみたいに感じてしまった
この研究がダメとかそういうつもりは全く無いんだけど(研究が進めば画期的な実用性が出そうな期待感もある)、なんというか「美味しいんだけど名前とか見た目から予想した味とは全然違った料理」みたいな感じがあるw
押したら縮むのでは無く、引いたら縮まるのが凄いよね?ってことですか
じゃあ部屋の電灯の紐もそうじゃんとなるけど、あちらはもう一度引かないと戻らないに対して、こちらは力が戻るとまた伸びるぽい
さすがに橋の耐震には使えないだろうけど(過荷重で構造の状態が変化する事が限定の設計など受け入れられない)
要するに剛性の屈曲点が明確なゴムのようなものと思えば代替しろはそこそこあるな
ボールペンは押して離さない(または力を緩めない)と戻らない
これは力を加算し続けてもっていう違いがあるよ
元に戻ってるだけに見えるが?
日本だと画期的発明として特許扱いされるよりも新しいギミックとして実用新案みたいな感じになりそう
3Dのデータどこにあるんだろ?
実物を引っ張ってみないと凄さがよく分からない系なのかな。
すでにあるとか言う人は何を見たんだ?
まだピンとこないけど、数千年前に歯車が開発されたのと同じような感覚なのかな?
というか、そもそも今まで誰もできなかった技術なのかな?なんか構造だけみたら、もっと前にできそうな感じけど…。