自然界の「毒との戦い」はどう進化してきたのか
自然界には、カエルだけでなく「毒を持つ動物」と「毒に耐える動物」との果てしない“軍拡競争”があります。
例えば、ヤドクガエルの毒は自分で作られるだけでなく、食べた昆虫やダニから体内に取り込むことで強力になっています。
一方で、カエルを食べる側のヘビたちは、肝臓の中に毒を分解したり、毒を吸着して無害化する特殊なタンパク質を持っていることも分かっています。
このような「毒をどうやって無効化するか」という進化は、哺乳類にも見られます。
たとえば、カリフォルニアジリスは、ヘビの毒を中和するタンパク質を血液に持っており、地域ごとに違う毒に合わせて「オーダーメイド」で防御していることも知られています。
しかし、どれほど耐性が進化しても、動物たちはまず「毒を避ける」工夫を優先します。
今回のヘビのように獲物の表面をこすり落としたり、毒を持つイモリの背中の皮だけ避けて食べたりする行動もその一例です。
自然界の「毒」と「解毒」の軍拡競争は今もなお続いています。
小さなヘビが編み出した“食べ方の工夫”は、厳しい自然界を生き抜くための大きな武器だったのです。
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彼らを使って毒の抗体たくさん作るとかできないものですかね。
ヘビと違って食べられない為に毒を利用しているので、人の脅威になる事はないと思われるので抗体を作る意味は無さそうですよ。
一匹死んどる…
命がけだがそうでもしなければ飢え死にするのが自然ってやつか
なんかその一匹にシンパシーを感じる
擦り落としした程度で七割五分生き延びるわけか…
元々の耐性も相当に高かったんだろうな
猛毒のヤドクガエルだから、そもそも耐性が無いと最初に噛み付いて捕らえた時点で致死量を超えそう
人間も火や刃物などつかってアクの強い植物や毒もちフグやハモウナギを食べてるじゃん
こういう人間であれば知恵とか知識と言うような行動を、言語も持たない生き物がやれるというのが不思議
行動を起こした蛇と起こさなかった蛇の違いは何だったんだろう
この工夫も本能の一部なんだろうか
すげーーーーーーーーーーー
1匹は死んだんか…
記憶そのものが直接遺伝するわけではありませんが、記憶力や学習能力に関わる脳の構造や機能、そして特定の経験が子孫に受け継がれる可能性が、動物実験などから示唆されています。
今回の件はそう言った類のものなのか、それとも単純に本能で味が悪い部分だけ食べないようにしているのか興味は尽きないですね