幸福には2種類あり、仕事の価値は「楽しい」だけで測れない
最後に、マーゴリス博士が強調する重要な視点があります。
それは、仕事の価値は「楽しいかどうか」だけでは決められないという点です。
心理学では幸福を2つに分けて考えます。
1つは、楽しさや快適さなど、短い時間で感じる気持ち良さを示した幸福です。
もう1つは、成長している実感や、人の役に立っている手応え、人生に目的を感じるといった、長く続く深い満足の伴った幸福です。
ブライソンとマッケロンの研究では、仕事を始めた瞬間に人々の幸福度が大きく下がることがわかりました。
この落ち込みは通勤や家事よりも大きく、仕事が必ずしも「楽しい」ものではないことが示されています。
しかし一方で、失業は人生全体の幸福度を大きく下げる要因であり、仕事は生活を支え、社会とのつながりをつくり、収入を得るために欠かせない存在です。
たとえ仕事がいつも楽しいわけではなくても、「自分は役に立っている」「生活が安定している」と感じられることが、深い幸福を支える大きな要素になっています。
つまり、仕事は「その場の楽しさ」を与えるだけではなく、「人生に意味や安定を与える存在」でもあるのです。
天職を求めて仕事を転々とした場合、後者の幸福はなかなか得られないかもしれません。
ここまでで、3つの視点から「好きな仕事を見つけなさい」というアドバイスについて考慮できました。
確かにこのアドバイスは魅力的で良いものですが、研究が示すのは、情熱には搾取や偏見、疲れといった影が隠れているという現実です。
仕事の価値は「どれだけ好きか」だけではなく、「自分や家族の暮らしを支え、人生にどんな意味をもたらしてくれるか」によっても決まります。
だからこそ、情熱以外の理由で仕事を選ぶことを否定してはいけません。


























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忘れがちなことですがジョブズは労働者ではありませんので、労働者が彼の言葉を参考にするのは問題でしょう。
それは置いておいて、好きなことを仕事にするのは精神衛生上良くないことが多いので、仕事にするのなら嫌いなことにしておいたほうがいいですよ。
お金もらってるから仕方なくやる、仕事なんてそんなものでいいんですよ。
搾取の構図に自分からハマりに行くことなんてありません、そんなことしなくてもハマるのですからね。
好きな仕事はやりがいを感じる仕事であることが普通であるとして、
やりがい: あり・なし
収入: 多い・少ない
の四象限で説明できる
なるほど確かに好きで仕事をしている人は「やりがい搾取」される傾向はあると思う
しかし一方で、仕事が好きな人には仕事では勝てない現実があるし、好きでなければ責任や誇りが持てないとも思う
バブル崩壊後に日本が没落した要因の一つは、就職難によって「職にありつければ何でもいい」という状況が作り出され、皆がやりたくない仕事を仕方なくやっているため、仕事に対する誇りや責任感が失われたことも大きいと思っている
かく言う私は、最初の職場でとてもやりがいのある仕事に出会えたが「やりがい搾取」に遭ってしまった
次の職場では、やりたくない仕事なのに「やりがい搾取」に遭ってメンタルを壊した
されに次の職場も、やりたくない仕事で「やりがい搾取」に遭ってしまった
もう、やりがいがあっても無くても「やりがい搾取」に遭うのなら、やりたい仕事をやりたいよ!
子供の頃からゲームが好きで、理系の大学に進み、大手ゲームメーカーに入社し、念願のゲーム開発者になりました。
今はどうか分かりませんが、当時は元旦から休日出社、会社に寝泊まりしてデスマーチ当たり前の環境でした。
転職などしながら十五年ほど働きましたが、身体を壊し、精神も疲弊し、一年ほど海外で過ごした後、今は全く関係のない仕事をしています。
収入は減りましたが、人間らしい暮らしで心身とも安定しました。
時々趣味で小さいフリーゲームを作ったりして遊んでいますが、このくらいの付き合い方が気楽です。
好きなことを仕事にするのには、働く側も雇う側も歯止めが効かなくなる傾向があり、覚悟が必要です。
僕は本当に好きな仕事について25年間充実感に満ち楽しく過ごしたが、時代の流れで僕の職種は需要が減り、内容が変化した途端に毎日が苦痛になり4年で辞めてしまった。仕事は合っているほうがいいに決まっていると僕は思ってる。社畜になるかどうかはまた別問題。僕は自分の技術に自信があったから早く処理して残業しないことをスマートだと思っていた。むしろ苦手な仕事になった時のほうが、自信が持てないためにせめて残業して善処したことを示すという心理に陥ってしまった。
合う仕事にこだわるが故に、長年再就職できずにいる。まあ人それぞれだ。
人は遊ぶために生まれて来た。
にも拘らず何時の間にか労働することが当たり前のようになっている。
原因は人口の膨張にあるのではないでしょうか。
地球自然の生産力以上に人口が増えてしまったから足らない分を労働で補わなければならない。
それでも自然破壊が許容される時代には人間の(悪?)知恵で生産力を嵩上げさせることができた。
そこでは所謂遣り甲斐を感じることができる人達もいたし、その労働が天職(仕事)であるかのように勘違いする幸せな人達もいたでしょう。
しかしながら母なる地球が人間による侵略に耐えきれなくなってきた。
これからは好きとか遣り甲斐とかは言っていられない時代が必ずやって来ます。
地球の生産力と人間の消費(浪費?)のバランスを回復するには人口を減らす以外に方法が無いことを為政者達は当然知っていて知的にも経済的にも貧しい人々を戦争に駆り立てることを企んでいるに違いありません。
だから小さな局面での労働力の需給の逼迫を取上げて少子化を憂えるような顔をしているのです。
根本問題は人口が減らなければ解決しないのですから貧しい側の我々は寧ろ現在の少子化を躊躇なく粛々と進めることが肝要かと思います。
好きなことを仕事にしたいなら雇われの身でいるよりも独立開業を目指す方が良いと思う。料理好きから自分の店を持つようになった人を何人か知っているが、彼らは収入が安定しなくても時にかなりの長時間労働になっても、人生に満足しているように思える。
自分の店を持てば自分が働く環境を自分でコントロールでき、やりがい搾取の被害に遭うこともない。
記事にある動物園の世話係のような独立がまず無理な仕事もあるけど、ペットシッターとかの方向なら道はあるだろう。
ただみんながこういう観点から仕事を選んでいくと情熱ある人が個人で小規模なことしかせず、やる気のない人ばかりが大きな仕事をするようになって全体的な生産性はかなり低下しそうだ。
誰しも、楽しくない仕事、ワクワクしない仕事に、そもそも就こうとは思いません。
もしも高い給料につられて入っても、採用面接や、入社後の勤務態度で問題ありとみなされて追い出されます。
だからといって、必ず好きなことができるわけではないし、できても、給料も含めた待遇面と相殺になる、やりがい搾取と表裏一体です。
本当に淡々と仕事をして成果を出すことが是であるならともかく、静かな退職が問題視されるように、妙にアッパー系だったりコミットメント、つまり「やる気」を評価してきたりするため、線引きをしたくてもできないのが実情です。
仕事するのに意味なんて見つけちゃいけないと思うけどな
いいから黙って働けって事だろ