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Credit: canva
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脳の認知機能を保護する「3つの食品グループ」が判明 (2/2)

2025.11.27 07:00:39 Thursday

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脳を守る「3つの食品グループ」とは?

研究チームによると、2つの食事法の中でもとくに重要なのが、次の3つの食品グループです。

1. 葉物野菜(ほうれん草・ケールなど)

抗酸化物質やビタミンB群が豊富で、神経細胞をストレスから守ります。

MIND食では「毎日食べるべき食品」として最重要カテゴリーになっています。

2. ベリー類(ブルーベリー・イチゴなど)

ポリフェノールがの炎症を抑え、記憶形成に関わる神経回路を保護すると考えられています。

複数の研究で「最も認知機能と関連の強い食品」として注目されています。

3. 魚(特に青魚)

魚に含まれるオメガ3脂肪酸は、神経細胞の膜を安定化させ、高齢期の認知機能維持に関連しています。

研究でもオメガ3の摂取量が多い人ほどテスト成績が良好でした。

加えて、全粒穀物やナッツ類も脳の保護に寄与する食品としてMIND食に組み込まれています。

研究では遺伝の影響も調べられましたが、アルツハイマー病リスクを高める遺伝子を持つ人でさえ、これらの食事を守ることで脳機能の低下が緩やかになる傾向が確認されました。

つまり、遺伝的リスクよりも、毎日の食事のほうが脳を守る力を持っている可能性があったのです。

脳を守る最良の方法は、サプリでも脳トレでもなく、毎日の食事にあるのかもしれません。

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