【2025年版】生命の驚異を感じる生物学ニューストップ7

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【2025年版】生命の驚異を感じる生物学ニューストップ7 (7/7)

2025.12.31 21:00:59 Wednesday

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第1位:人間大好き「なつきマウス」36世代を経て人間と遊ぶようになった

人間大好き「なつきマウス」36世代を経て人間と遊ぶようになったの画像 2/4
人間大好き「なつきマウス」36世代を経て人間と遊ぶようになったの画像 2/4 / Credit:川勝康弘

ドイツのマインツ大学医学部(UCM)と日本の北海道大学、そして国立遺伝学研究所(NIG)で行われた最新の研究により、「人になつくマウス」を36代にかけて選んで育てた結果、人間に対して塩対応と考えられていたマウスが人間とじゃれ合うようになったことが明らかになりました。

研究ではマウスたちがマウスたちは遊んでいる間、人間の耳には聞こえない高い音(超音波)で「笑い声」ともいえるような鳴き声を上げていることも明らかになりました。

しかもこの声はマウス同士の遊びではみられず、人間と遊ぶ時だけに発せられる特殊なものでした。

犬は人間をじっと見るのに、犬相手では同じように見つめないという、種によって行動を使い分ける事例も知られていますが、マウスでも人間だけに見せる一面が芽生えたのかもしれません。

もし「なつきマウス」に起きた変化を詳細に調べて再現できれば、多くの動物を「なつき」状態に進化させるのに役立つかもしれません。

人間大好き「なつきマウス」36世代を経て人間と遊ぶようになった

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