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psychology

長続きする幸福を得るための「5つの生活習慣」とは (5/5)

2026.07.15 07:00:44 Wednesday

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その5:週に合計120分、自然の中で過ごしてみる

幸福のために必要な最後の習慣は、自然と触れ合うことです。

2019年に『Scientific Reports』に掲載された研究では、約2万人のデータを用いて、自然の中で過ごす時間と健康や心理的ウェルビーイングとの関係が調べられました。

その結果、自然環境の中で週に合計120分以上過ごした人は、自然の中でまったく時間を過ごさなかった人に比べて、自身の健康状態やウェルビーイングを良好だと評価する傾向がありました。

この120分は、一度にまとめて確保する必要はありません。

週末に2時間の散歩をする方法でも、1日に20分ほどの外出を数回積み重ねる方法でもよいとされています。

自然と触れ合うことが心身に影響する仕組みとしては、生理的なストレス反応の軽減、同じ悩みを何度も考え続ける反すう思考の減少、疲れた注意力の回復などが考えられています。

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仕事や勉強では、一つの対象に意識を集中させ続ける必要があります。

しかし、このような集中力には限界があり、使い続けると消耗します。

自然の中では、風の音や木々の動き、鳥の声などに注意が自然に引きつけられます。

このような刺激は、都市の騒音や広告のように強く注意を奪うものではないため、疲れた認知機能を回復させる可能性があります。

自然の中で過ごすことの利点は、特別な知識や高額な費用を必要としないことです。

遠くの森林や山に出かけなくても、公園を歩く、川辺で過ごす、木々のある場所で休憩するといった方法があります。

自然との接触は、単なる娯楽ではなく、睡眠や運動と同じように、人間の心身が正常に働くために必要な生活要素なのかもしれません。

まとめ

長続きする幸福を得るための5つの習慣に共通しているのは、特別な才能や大きな成功を必要としないことです。

人とのつながりを育て、自分で使える時間を守り、新しい経験を受け入れ、他者に何かを与え、自然の中で過ごすことです。

どれも、一度実行すれば人生が劇的に変わる魔法の方法ではありません。

また、これらの習慣を守れば、必ず幸福になれると証明されているわけでもありません。

しかし、小さな選択を繰り返すことで、幸福が生まれやすい生活環境をつくることはできます。

幸福とは、気分が良くなる瞬間だけを集めることではありません。

長い時間をかけて、自分の人生をどのように組み立てていくかという問題なのです。

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