大気圏で遺灰を火葬
ムント氏は現在、募金サイト「GoFundMe」を通して葬儀代およそ5000ドルの寄付を募っている。2ヶ月前から開始した募金は、まだ1535ドルしか集まっていなようだ。
すでに葬儀の契約は済ましているので、いずれにせよ1年半以内にはピカチュウの宇宙葬が執り行われる。不足分はムント氏自身が補う予定だ。
手順としては打ち上げ予定の人工衛星にピカチュウの遺灰を乗せて、宇宙空間で切り離し地球軌道上に乗せる。
同社の説明では、遺灰が大気圏に再突入した際に熱で蒸発して、理論上は流星のような輝きを見せるらしい。しかし実際、動物の遺灰は微小すぎて流星には見えないと言う。

ムント氏は「宇宙葬に付される最初の猫として、ピカチュウが世界中に知られることを願っている」と話す。ピカチュウならきっと、鮮やかな10万ボルトを夜空に輝かせてくれるだろう。
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