首なしマイク
首を切断されても生きていたとして有名なケースが、首なしマイクである。首のない状態でなんと、18ヶ月も生きたのだ。切断の切り口が良かったのか、生命維持に必要な脳幹部分や片耳が残っており、自然にできた血栓によってうまく止血されたため、首のない状態で生き延びられたのだ。生き延びただけでなく、普通の鶏のように歩き回りさえしたそうである。そう、マイクは鶏だ。デュラハンではない。
人間の場合、生命維持を司る部位は頭蓋骨内部に格納されているため、首をはねられた時マイクのように残ったりしないだろう。
アン・ブーリンが話そうとしていたと信じたい人は多いかもしれない。そっちのほうが話は面白いのだから。また、科学的に完全に否定されたわけでもない。細胞レベルではもしかしたら結構長く生きているのかもしれないし、脳波の反応は意識を示しているのかもしれない。意識そのものが未だ完全には解明されていないのだ。
https://nazology.kusuguru.co.jp/archives/23837