ハロウィンには欠かせない存在「ジャック・オ・ランタン」。
もともとイギリス北部の地域に伝わる鬼火のことで、死んだ後、地獄にも天国にも立ち入り拒否された哀れな魂が、カブをくり抜いた提灯を持って歩きまわっている姿だと言われています。
普通ならカボチャをくり抜いて作る小道具ですが、なんと壮大なことに、宇宙には太陽で作られた「ジャック・オ・ランタン」があるようです。
これは2014年10月8日に、NASAの太陽観測衛星(SDO)が、太陽コロナや磁気活動の様子を撮影したもの。
まるでハロウィンの時期に合わせたかのように、見事にジャック・オ・ランタンのような顔をしています。まさに奇跡的な一枚です。より多くの光とエネルギーを放出している、活動が活発な領域が明るく映し出されている部分です。
通常はこれを金と黄色で着色していますが、この画像ではよりハロウィンらしい見た目になるよう着色しているそうです。
NASAもなかなか粋なことをしてくれますね〜。