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宇宙を「音で聴く」NASAの技術がすごい (2/2)

2019.12.16 Monday

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なぜあえて音で聴くのか?

宇宙を音で聞くということには、一体どういう意味があるのでしょう?

実は人間の聴覚は、特定のトーンが反復するパターンを識別することに優れた能力を発揮します。この波形データを分離して識別する能力は、グラフを視覚から分析しようとするよりも、ずっと理にかなった分析方法となるのです。

また、上の動画では、雷の放電による音が口笛のように聞こえますね。これが木星周辺でも多く観測されたと書きましたが、このことから、木星で頻繁に雷が発生しているという事実が明らかになりました。

木星にも雷が存在するという発見は、音による分析の成果と言えます。

分かりづらいデータの解析といえば、視覚化ばかりを考えてしまいそうですが、実は音声化させるというのも人間にとっては有効なデータの分析方法なのです。

ブラックホールが奏でる「和音」の検出に成功

reference:scienceABC,NASA/ written by KAIN

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