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重度の神経損傷でもポリマーとタンパク質で治療できる技術が開発される (2/2)

2020.01.25 Saturday

前ページチューブの壁にグリア細胞から抽出した成長因子を埋め込む

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人間への応用

実験動物にされたマカク/Credit:wiki

事故による怪我や戦場での傷などで、多くの人が神経の接続を絶たれ、手足が物理的に繋がっていても、動かすことができなくなります。

今回の研究は実験動物に人間にとって近縁種ともいえるサルを使っているために、人間への応用の道は開けていると言えるでしょう。

このチューブは最大4.7インチ(12cm)の神経の間を修復するように設計されていますが、この距離の神経を再生させる場合は、最低でも3年かかるとのこと。

現在、研究者は2021年に人間への試験を開始したいと考えていますが、結果が出るのはさらに3年後の2024年以降になる予定です。

reference: eurekalert / written by ナゾロジー編集部

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