「天の川銀河」はどんな形?
渦巻き型をしている私達の「天の川銀河」は、主に3つの構造「バルジ・ディスク(円盤部)・ハロー」から成っています。
銀河中心部には、「バルジ」という膨らみがあります。バルジの真ん中には超大質量ブラックホールが存在し、その強烈な重力によって星々が密集していると考えられています。
次に、バルジの左右に伸び広がるのが「円盤部」です。円盤部はガスやチリでできており、直径は約10万光年に達します。
そして、バルジと円盤部の全体を包み込む球状部分が「ハロー」です。ハローは薄い高温ガスと球状星団、ダークマターからなります。