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太陽系の外縁に新しく100個以上の小惑星を発見 (3/3)

2020.03.17 Tuesday

前ページ70億個の「点」から小惑星を識別する

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さらなる太陽系外縁天体(TNO)発見の可能性

現在では、既に約3,000個のTNOが知られていますが、ここに新しく139個のTNOが加わることになります

また、現在、新たに7つの天体の動きが捉えられています。これらは150au以上も遠い位置にあり、仮に、TNOであることが確定するなら、太陽系で私たちが確認できた最も遠い天体になります。

研究者たちは、今回の分析に続いて、DESの5年半の全データセットでの分析を再実行しています。彼らの推定によると、次回の新TNO発見は500個にも及ぶ可能性があるとのこと。

また、運が良ければ、未発見の「第9惑星」の証拠にも出くわすかもしれません。「第9惑星」とは約200auの距離を周回していると考えられている、太陽系第9番目の大きな惑星です。

いくつかのTNOの太陽周回は、第9惑星の重力の影響を示唆していますが、未だ検出されていません。

今回開発された手法を活用していくなら、今後、第9惑星を含む非常に遠い位置にある惑星が次々と明らかになっていくかもしれません。

未知の「太陽系第9惑星」は超小型のブラックホールかもしれない

reference: sciencealert,phys / written by ナゾロジー編集部

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