室内にいる時間が増えてきた昨今、誕生日ケーキなどにお気に入りのカラーキャンドルを立ててみるのはいかがでしょうか?
今SNS上で、自分の好きな色、「推し色」のキャンドルを作れる不思議なカラーキャンドルが話題になっています。
ろうそく本体と炎の色はおそろい。こだわりを感じます。
でも、ふつうろうそくの色ってオレンジ色ですよね。
なぜカラフルな炎が出せるのでしょうか?
炎の色の正体は金属元素による「炎色反応」!
「炎色反応」という言葉を聞いたことはありませんか?
炎色反応とは、「アルカリ金属やアルカリ土類金属、銅などの金属を炎の中に入れると、特有の色を示す反応」です。
つまり、カラフルろうそくのなかには、炎色反応を示す金属が入っているというわけです。
ちなみに炎色反応を起こす金属は、「周期表」の左端2列に並んでいます(H:水素、Be:ベリリウム、Mg:マグネシウムは除く)。
上画像の左端から、Li:リチウム、Na:ナトリウム、K:カリウム、Ca:カルシウム、Sr:ストロンチウム、Ba:バリウムなどが有名な金属です。