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青色や紫色の炎がつくれるカラーキャンドルがおもしろい!ひみつは「炎色反応」

2020.04.16 Thursday

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幻想的なカラーキャンドル /  credit:ドットジャパン カラーキャンドル Amazon

室内にいる時間が増えてきた昨今、誕生日ケーキなどにお気に入りのカラーキャンドルを立ててみるのはいかがでしょうか?

今SNS上で、自分の好きな色、「推し色」のキャンドルを作れる不思議なカラーキャンドルが話題になっています。

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眺めてよし、ケーキに立ててよし /credit:ドットジャパン 色付きカラーキャンドル Amazon

ろうそく本体と炎の色はおそろい。こだわりを感じます。

でも、ふつうろうそくの色ってオレンジ色ですよね。

なぜカラフルな炎が出せるのでしょうか?

炎の色の正体は金属元素による「炎色反応」!

「炎色反応」という言葉を聞いたことはありませんか?

炎色反応とは、「アルカリ金属やアルカリ土類金属、銅などの金属を炎の中に入れると、特有の色を示す反応」です。

つまり、カラフルろうそくのなかには、炎色反応を示す金属が入っているというわけです。

ちなみに炎色反応を起こす金属は、「周期表」の左端2列に並んでいます(H:水素、Be:ベリリウム、Mg:マグネシウムは除く)。

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credit: pixabay

上画像の左端から、Li:リチウム、Na:ナトリウム、K:カリウム、Ca:カルシウム、Sr:ストロンチウム、Ba:バリウムなどが有名な金属です。

次ページ炎色反応の仕組みを解説

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