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1920年代のタイプライターを電子ドラムに改造!見た目からは想像できないポップなリズム

2020.05.03 Sunday

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Credit:William Sun Petrus

音楽プロデューサー兼開発者のウィリアム・サンペトラス氏が、1920年代のタイプライターを電子ドラムマシンに改造し、海外で話題となっています。

そのドラムマシンから流れるのは、レトロな外見からは想像もできないようなポップな音なんだとか。いったいどんな音が流れるのでしょうか。

タイプライター式ドラムキット

採用されたタイプライターは、1920年代に製造された「レミントン・ポータブルタイプライター」です。

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Credit:TWDB

レミントン・タイプライターは、1880年代に世界で初めて「QWERTY配列」のキーボードを採用し、大きな注目を集めました。

当時の「斬新な」タイプライターは、時代を超えてまたもや「斬新に」改造されてしまったようです。

タイピングによって、キーに応じたハンマーがスタンプされています。

通常のタイプライターは、インクリボンをスタンプしますが、改造タイプライターにはインクリボンの代わりに「ライブプレート」が装着されているのです。

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Credit:William Sun Petrus

ハンマーがライブプレートに接触すると、電子基板である「Arduino」に信号が送られます。

Arduinoはどのハンマーによる信号なのかを認識し、その情報がPCと音楽ミキシングソフトウェア「Ableton」へと転送されるわけです。

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Credit:William Sun Petrus

Abletonは、転送された情報に応じて、事前に設定されたサウンドを発するようになっています。

手元だけを見るなら、ビンテージもののタイプライターを軽快にタイプしているように見えますが、サウンドに耳を傾けると、オシャレな電子ドラムによる演奏へとイメージが一転します。

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Credit:William Sun Petrus

「なぜ、タイプライターを電子ドラムにしたのか」と感じる人は多いでしょう。

しかし「レトロなものを現代的に改造」するのは、一部のマニアにとってはたまらない趣向でもあります。

動画では音が編集され、タイピングノイズが消えていますが、未編集版では「パチパチ」というタイピングノイズも合わさっています。

こちらはこちらで、また異なった味わいがあります。気になった人はぜひ聞いてみてくださいね。

reference: laughingsquid / written by ナゾロジー編集部

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