危険を無視した合唱練習
問題の合唱が行われたのは3月10日で、新型コロナウイルスの危険性は既に知られていたはずでした。
しかし合唱団はリスクを無視し、感染者1人を含む61人を集めて二時間半の練習を実施。
結果としてほぼ全員(60人中53人)に感染確定(33人)かコロナウイルス特有の症状を発症(20人)させ、3人が入院し、2人が死亡しました。
合唱の練習に参加した人の平均年齢は69歳(84%が女性)であり、高い平均年齢も被害の増加につながった可能性があります。
今回の痛ましい事件は、改めて社会的距離の重要性を浮き彫りにしました。