多肉植物とは葉や茎や根に大量の水を貯えることのできる植物の総称です。
身近な例ではサボテンやアロエなどが上げられますが、中にはどう見ても他の星から持ってきたとしか考えられない奇妙な形状をしたものも存在します。
そんな奇妙な多肉植物の中から、選り抜きの7種類を簡単な説明と共にお届けします!
それでは1番バッターの紹介です。
1:透明な葉を持つ多肉植物
最初に紹介するのは「Haworthia Obtusa」と呼ばれる透明な葉を持つ多肉植物です。
「Haworthia Obtusa」が生育する場所は非常に乾燥した気候にあり、乾燥から身を守るために身体のほとんどを地中に埋没させ、透明な部分だけを地上に出します。
透明な部分は太陽の光を通過できるので、本体は地面の中にいながら光合成が可能になり、乾燥からも身を守れます。
この透明な葉の部分は「Leaf window(表皮ウィンドウ)」と呼ばれており、多くの多肉植物が光合成の効率を上げるために取り入れている仕組みです。
美しい外見は、過酷な乾燥地帯で生き延びるために手に入れたものなのです。