2:バラそっくりの多肉植物
次に紹介するのは、どう見てもバラな多肉植物、その名も「バラ多肉植物(Rose Succulent)」(学名:Aeoniumdodrantale、あるいはGreenovia dodrantalis)です。
バラの花びらのようにみえる部分は、実は葉であり、中心となる茎から直接はえています。
分類的にはベンケイソウ科の一種であるアエオニウム属であり、カナリア諸島をはじめ、モロッコや東アフリカなどアフリカ区域に自生しています。
アエオニウム属の奇妙な点としてあげられるのが「夏休み」のある成長パターンです。
アエオニウム属はほとんどの成長を夏ではなく、冬に行います。そのため、育てるには夏の間は水分補給を軽めにし、冬には多めにする必要があります。